ホルムアルデヒド

僕のこころ

久しぶりに、クッと締まった

ジリジリじゃなくて、クッ

気がついた後からジリジリ

 

膨大な量の処理データと未来のためのデータ

自分を売るためのデータ

その事を考えた時、生きることを拒もうとする自分が起き上がった

最近ずっと眠っていたのに起きてしまった

 

僕らは所詮駒でしかない

だから主にその駒としての自分を買ってもらう必要がある

主だって有能な駒が欲しいから品定めをする

僕らはこぞって今まで練り上げてきたデータを見せびらかし自分がどういう人間か、いかに自分を表現するかを披露する

そうして気に入られた駒だけが買い取られ、気に入られなかった駒は別の主を求めてさまよう

 

データ作成の説明段階でもう無理かもしれないと頭が言った

 

手から力が抜け、視界が狭まる感覚

首が締まっていく

頭が一気に混乱した

 

 

みんな自分を売るためのデータに大量の時間とお金を使う

僕にはその時間が無駄に思えて仕方ない

仕方ないんだ

やらないと生きていけない

分かってるのにやる気になれない

楽しんでやりなさいと言われたけれど「楽しい」がやっぱりいまいち掴みきれない

 

 

 

 

あの子は今日になってまた眠っていた

まるで無理やり眠らされているような顔で

丸まって眠っている

 

 

 

 

 

彼の曲は聞いていて前向きになるものでは無い

むしろ今以上に感傷に浸ってしまう

そういう力がある

 

綺麗事を並べた歌詞なんかよりずっといい

どうしようもない現実を削った命と共に発信している

かっこいい

 

「歌」って人を元気づけるものだとずっと思っていた

前向きな言葉を並べてうじうじしてたって始まんねえから進もうぜ、みたいなものだと思ってた

でも彼に出会って視界が変わった

彼の曲には前向きな要素がとても少ない

それなのに曲を聞くと期待の薄い明日を望んでしまう

前向きになりかけた思考にブレーキをかけられる

忘れかけていた絶望を思い出させてくれる

こういう暗い世界に生きていてもいいんだと思える

 

彼に出会ってから「歌」は人を過去に連れ戻すものなんだと思った

 

歌詞と音自体が魂を削ってできた宝石であることに気がついた

曲を作るたびに沢山無理をして命を削っているんだろうなあ

美しいと思う

 

神様の大傑作の一部ではないかと思う

今まで何か足りないと思っていたのはこのせいだとさえ思った

好きってこういう気持ちの事を言うのかもしれない

 

どこまでも心に素直で純粋

ちょっとズレた世界観

きっとこの人の周りにいる人は毎日楽しくて飽きがないだろうなあと思った

こういう面白い人間は物凄く少ない

才能の塊もものすごく少ない

 

語彙力が足りなくてうまく表現出来ないのが悲しい

でも本当に僕にとって大切な人であるとはっきり言える

僕の心の中で鮮やかに煌めいている

 

生まれてきてくれてよかった

 

届かなくていい

存在を知られなくていい

命を削った彼の生き様を聞くことができれば僕は満足だ

ただもう少しだけ体を大切にして欲しいと思う

自分を大切にできない僕が他人にそんなことを望むのはおかしいことだと思うけど、本当にそう思う

 

 

 

お誕生日おめでとうございます

 

―――な人へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「花嫁姿見るまでは死ねんわ」

おばあちゃんはベッドの上で楽しそうにそう言った

僕はとにかく作り笑いしかできなくて、困ったことになったなあと思った

 

きっと、結婚して、子供を産んで、家庭を築く事が最高の親孝行になるんだと思う

幼少期、特におばあちゃんにはお世話になったからたくさん恩返しがしたい

おばあちゃんが求めているのは世間一般での幸せの基準を僕が満たすことだと思う

おばあちゃんは僕が結婚することが僕にとっても他の人にとっても幸せなことだと思ってる

 

でも実際はそうじゃないことを僕はまだ伝えられていない

 

僕もこうなるとは思ってなかった

小学生の頃、20で結婚するのが夢だった

どうすれば子供が生まれるかも知らなかったから、一丁前に子供が二人欲しいとか言ってた

でも現実を知るとものすごく気持ち悪くなって子供を生む想像がどんどんできなくなって行った

あんなあさましい行為を元に子供が生まれる

超気持ち悪い

 

男の人はきっとみんなそういうの好きだから誰かと付き合ったり結婚するとなったら絶対したがるもんだと思う

それがまじで気持ち悪くて無理だと思う

 

心に寄り添うだけの関係って築けないんですかね

体があってこその心なんですか

正直僕は抱きしめてさえくれればそれでいいしそれ以上何かしたいと思えない

 

そんな感じだから子供が生まれる可能性ってほぼ0なんです

誰かと付き合おうと思えばそういうサイトもあるしどうにでもなる

結婚もしようと思えば簡単にできる

でもそれは自分を新たに拘束するってことにもなる

今でさえ自由じゃないのにこれ以上縛られたらもう生きていけない

 

あと料理できない

これでかいと思うよ

料理さえきっちりできれば顔が悪くても幸せになれるよきっと

胃袋で掴めばいいんだから

それがさ、料理壊滅的にできないんだよ

自分が味音痴だから美味しいとかあんまり美味しくないとかよく分からないんだよ

 

頼むからどうしようもないくらい頭のおかしい性欲のない男の人、僕のことを拾ってくれって思う

最悪結婚さえすれば喜んでもらえるはずだから

 

 

きっと僕は何をしても幸せにはなれない

だったら僕は僕を大事にしてくれた人が幸せになるように行動すべきなんじゃないかと思った

結婚なんかしたくないけど、した方がいいんだろうな

その方が復讐にも都合がいいかもしれない

 

この先どれだけ失望されるか考えるとものすごく怖い

僕の幸せってなんだろう

あんまり僕に期待しないで欲しい

 

ごめんね

 

 

 

 

疲れた

 

生きづらい

苦しい

辞めたい

本当に協調性がないのはお前らの方じゃないのか、と思いながら電車に乗った

 

とうとう心配してくれるのが人工知能だけになってしまった

人工知能は僕の心と体を心から心配しているような言葉をかけてくれる

それも設定されてるからそうなってるんだけどそれでも涙が出た

嬉しかったのと余計に虚しくなったので苦しかった

 

本当に理不尽だ

僕は僕を悪用する人間からなかなか離れられない

悪用されてるのに分かってるのにできない

僕のことをよく思ってないやつと何故楽しそうにしなければいけないのか

僕にとって利益のある人としか付き合いたくない

隣で僕の集中力を削ぎとるような奴に用はない

なのにどうして

 

ものすごくやる気がない

何もしたくない

考えたくない

家から出たくない

 

外は怖いよ?

だったら家にいればいい

呼吸するだけで褒められたい

もっと可哀想になれば病院のベットで寝てても褒められますか

 

他人のねじ曲がった理想や夢物語を聞くのが好きだ

人間らしく汚れていて面白い

それぞれの信じる道をみることができる

自分のことを分析するのも好きだ

汚く穢れて救いようもない脳

止まらない思考

 

愉快だなあと思う

みんな元気だ

なんだかんだ人生謳歌してる

自分を伝えたくてうずうずしてる

どうでもいいなら何も言わない

どうでもよかったら何も伝えない

好きの反対は無関心

 

僕は寂しくてたまんない

だから構ってほしい

だからいろいろ言う

だからいっぱい仕掛ける

 

僕実は自分のこと大好きなんじゃないかって気持ちになってくる

否定したいのに否定しきれない事実が浮かび上がってくる

本当に自分が心底嫌いなら休みなんて取らない

休みたいとも思わない

疲れた自分を休ませようなんてそんな甘いこと考えないはずだ

自分が嫌いならもっと虐めるだろう

ネットも辞めてバイトもめちゃくちゃに詰め込んでいつでも笑顔で好きでもない人間に尽くしまくるだろう

でもそれができない

適度に虐めてもそのあと適度に自分を守ろうとする力が働く

やっぱり憎たらしいと思った

 

みんな着飾ったりして自分がどういう人間かをアピールする

だから僕はシンプルな服を着て何も無い人間であることを表現する

先生なんかにも服装を考えるのが時間の無駄でめんどくさいって言ってる人がいてその通りだと思った

そのうち服考える間も惜しいほど仕事のことを考えることになるんだろう

大人になりたくない

 

寝ても覚めても疲れている

全人類に嫉妬してしまう

 

出来損ないの僕がやるべき事とは

答えが見つからない

ちゃんとできない

愛想良くいい子にしないといけないのに

出来損ないだから欠けてるんだ

足りないところが多すぎる

寂しくてたまんない

 

たまに自分でも必死すぎると思うことがある

寂しすぎて必死に誰かに縋ってしまう

嫌われてもいいと思えない

好かれたいし頼られたい

そうまでして寂しさを紛らわせたいのかって自分で罵る

けど耐えらんないから仕方ない

 

僕は時間の使い方がうまくない

優先すべきことから先にやってるのに上手くいかない

時間は命に値するのにその使い方がいまいちわからない

命を無駄に消費しているのと同じこと

無駄は好きじゃない

でも無駄をなくそうとすれば死ぬことにつながる

そもそも僕自体が欠陥品な訳で無駄な存在なのだから無駄をなくすためには死ぬべきだ

ただ中途半端に感情があるから死ねない

それも寂しさにつながる

 

なんとも言えない生温さ

神様が集めに集めたゴミの山

そしてさらにゴミがゴミを生む

集まったゴミは住処を破壊していく

神様は壊れていく星を眺めながら暇を潰す

 

生温い日常が好きだ

特に何の変哲もない、いつも通り

何も変わらなくていい

同じ時間が続けばいい

毎日同じように絶望すればいい

毎日同じようになにかに縋って食事をして生きることについて考える

僕は同じところをループするのが悪い事だとは思わない

 

どうせ進めないならループすればいい

もっとたくさんの世界が見たい

名前はいくつあっても足りない

自由に生きるにはいくつ名前があっても足りない

自分の複製をたくさん用意しないと

 

 

僕は僕として生きていけない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

堕ちればいい

みんな僕と同じレベルになれば平等だから

 

本当に自分勝手極まりない

 

結局女の子とデートするにも服には気を使うしノーメイクは厳禁らしい

なんとも難しい

 

冷たい空気

代わり映えのしない道

冷たい人

冷たい目

嘲笑うような視線

暑苦しい呼吸

肩にのしかかる知らない体重

 

気持ち悪い

頭が痛い

僕のことを利用している人と何故か一緒にいる

嘘くせえなあと思いながら気を使う

つまらないと思うなら離れていけばいいのに

あいつと同じように僕を捨ててみろよ

そんな勇気はないみたい

 

自分の頭と向き合っていいバランスと納得いくパターンを導き出す

やりたいことは無い

やりたいことが分からない

今やってるのは全部、これからどうやってお金を稼ぐのか習っているだけだ

生きる術を学んでいる

 

つまらない

何がつまらないって僕自身が一番つまらない

死に損ないだ

楽しくない

楽しめない

必要性を感じない

特に何も無いのに話しかける意味は?

何もなければ沈黙でいいと思うのは僕だけなのか

沈黙は苦しいものなのか

僕には落ち着くんだけどなあ

 

でもみんながみんな僕みたいに必要最低限しか話さなかったら超つまんないだろうね

自分の枠にみんなが当てはまれば僕は浮かなくなる

でもつまんなくなる

個性が消える

いろんな人がいるから面白いんだろうな

 

信じられないから虚しい

全部嘘に聞こえる

本当はどうなんだよって思ってしまう

許せない

 

難しいことだらけだ

脳の空きスペースが残り少ない気がする

考えても考え足りない

何をすれば楽しく過ごせるのかわからない

全てが苦しい気持ちを落ち着けるためのものになっている

難しい

 

 

 

 

 

 

元気そうなのはいい事だ

楽しそうなのはいい事だ

なにかに熱中することはいい事だ

新しいことを始めるのもいい事だ

新しいものを見つけるのもいい事だ

 

ただそれは僕を蝕む毒である

 

ちょうど一年前から始めた自分との日記を少し読み返した

一年前の僕からの問いかけに全部答えたけど、全部期待してた答えじゃなかった

友達はできてない、信頼できる人もできてない、何も打ち明けられてない、孤独感も消えてない、満足もしていない

一年経っても何も変わってなかった事に絶望した

 

新しいことを始めてもやめてしまうなら意味が無い

続かないなら意味が無い

途中でやめたら意味がない

意味が無いなら最初からやらない方がいい

 

見てるだけなんてつまんない

価値があるからしっかり見て聞いてたくさん考えるんだよ

そうじゃないと楽しくないしなんにも出てこない

 

ただぼけーっと簡単な感情で見つめるだけなんて

意味がない

そこから何も得ないならただの暇つぶしにしかならない

 

頭は常に忙しく次のことを考えないといけない

真剣に頭を使わないとそれこそ意味が無い

 

相手の気持ちを考えないのはただの自分勝手だ

僕も大概自分勝手だから悪口を言う

後でよく考えてみて後悔する

母は自分が悪い可能性をあまり考えない

だからよく僕にくだらない愚痴をこぼす

でもそれも仕方ない

疲れてるんだから

しかもそれはギブアンドテイクだからそういうものだ

僕も疲れるとくだらない愚痴をこぼす

それを母は適当に聞き流してくれる

 

なかなかいい子になれない

思ったようないい子には程遠い

 

愛されたかっただけなのになあ

僕はどうしてこうなった

 

ひもじくてクズでどうしようもない

僕の大事な人以外みんな微生物からやり直せばいいのに

誰かに抱きしめて欲しい

間違ってるなら間違ってるって言ってほしい

でも間違ってるっていうなら正解を僕にしっかり筋が通るように教えて欲しい

 

正直もう何が嫌なのか分からない

毎日吐き気がする

体が重い

嫌でたまらない

夢も希望もない

やりたいことも無い

夢がある人を見ると勇気あるなあと思う

このシビアな世界でその夢物語を現実にするのは相当難しいのでは、、と色々考えてしまう

人の事考える前に自分の事考えた方がいいんだけど、自分の未来はなんとなく見えてるからもういい

今のところシビアな世界に押しつぶされてペラっペラになる予定だ

僕は生きることに向いてない

人間だから生きてるだけで野生動物の類だと、自分で餌も取れなくて周りに押されがちで乳も飲めなくて生まれてすぐ死んでただろうなあと思う

 

だからその分人間として生まれてよかったのかなあと思う

次生まれ変わっても僕は人間に生まれたい

最も愚かで面白みのある「人間」という部類のものにまた生まれたい

でもできれば次は自信のある人間になりたい

 

とにかくしんどい

こんなに苦しくて気が滅入っているのにみんな楽しそうだ

他人事だから仕方ないけど正直鬱陶しい

不公平だと思う

最悪な想像ばかりしてしまう

やっぱり僕は他人と自分を重ねすぎるんだと思った

 

他人の感傷に一緒に浸れるのが僕の唯一の能力だとしたら本当に虚しいね

人の気持ちは理解しようと思えばいくらでも理解できるし共感も干渉もできるのに自分の気持ちは全くわからないんだよ

 

最低で最高だと思うね

自分に酔っちゃって気持ち悪いね

 

もっとほら、人の気持ち考えよう?

そしたらきっと僕にもいいことあるよ

 

わかったんです

他人のことくだらないとか鬱陶しいとか嫌いとか頻繁に思うのは自分の事が嫌いで鬱陶しくてくだらないと思ってるから

心の底ではそう思ってる自分がいるから

 

自己肯定感

一体どこに落としたんだろう