ホルムアルデヒド

僕のこころ

人のことを大事にできないくせに、他人には僕のこと大事にしてってねだる

寂しくないのに寂しくて、本当はもう嫌なんだって言ってる

いつの間にか他人に依存しきっていて1人じゃ生きていけない

僕は結局強がってるだけだ

本当はもう何もかも怖くて逃げたくてたまらないのに、もう一方の恐怖心から毎日行動する

 

明日もどうせくだらない話を聞かされる

毎日毎日僕は利用される

ぼっちだと思われるのがどうしても嫌な金魚の糞に付きまとわれる

大して仲良くもないのに上辺だけで寄ってくる

受け止めてもくれないくせに寄ってくる

一人で行動するのは別に孤独じゃない

この重たい気持ちを理解してもらえない方が孤独だと思う

 

ああ言えばこう言う、みたいなのは嫌だから

話そうとするとうまく言葉に出来ないから

頭で文が組み上がっていても全部「逃げたい」「しんどい」「悲しい」に変換されるから

特に大きな不幸があったわけでもないのにこんなことになってるのは理解してもらえないから

 

言わないとわからないと言われたことがある

言えたらこんなに苦労してないんだって、それも言えなかった

衝突を避けて避けて避けて、その結果何も言えなくなった

自分の言葉がなくなった

全部人から借りた言葉で話すようになった

 

好きな服のブランドとか、そんなのどうでもいいし

趣味とか無いし

夢もないし

好きな人もいないし

好きなものも特にないし

みんなが何話してるかわからないし

僕が楽しいと思う話をするとそんなくらい話やめよって言われるし

可哀想って目で見られるし

本当に空っぽで惨めだと、そうらしいです

 

全部ゴミだって捨てたはずの思い出が、今更恋しくなって、ああそういえば捨てたんだって

ほとんどなにかで嬉しかった気持ちが思い出せない

あの時のあの瞬間だけは世界が輝いて見えて生きていける気がした。みたいな記憶はあるのに、その時の感動や嬉し涙を何一つ覚えてない

 

自分に中身が無いのに気がついたのは、高校1年の時でした

それまでは周りに合わせて性格をなんとなく変えて、なんとなく話を合わせて、空気を読んで、それを当たり前のようにやってたんです

高校に入るとそれが出来ない事態になりました

自分というものがないと生きていけない空間に入れられました

だから、自分という新しいキャラを作って、頑張っていました

でも3年になってそれが崩れました

もしかしたらありのままでも受け入れてくれるかもしれないと思ったのが間違いでした

僕には無理でした

群れるのも意味もなくくっつくのも約束破るのも置いて帰られるのも騙されるのもこそこそされるのも僕が黙ると不穏な空気になるのも

全部無理でした

3年間も12年間も全部上部だったことに気がついて、死んでしまえと思いました

死んでやろうと思ったけど、その時はどうやって死ねばいいかわかりませんでした

ただ毎日泣いて、訴えたけれど、「そういうお年頃」ということで終わりました

誰の言葉も信じられなくてお前もまた嘘ついてんだろうがって思ってました

その頃から愛や褒められること、認められることに飢えていて、論文を先生に少し褒められただけで泣きながら帰るほどでした

長い暗い坂道を、駅まで1人で、ゆっくり、20分かけて歩いて

周りはみんな群れながら帰っていて、耳障りな音がどこからともなく耳に入ってくるから、イヤホンがないとうるさい場所を歩けなくなりました

まるで僕は存在しないかのような暗い道でもうどうにも居場所がないことに気がついて終わったな、と逆に涙が引っ込んだのを覚えています

どんな気持ちだったかはあんまり覚えてないけど

 

中身がないと、人とうまく会話ができないことを知りました

だから、高校の間はアニメをたくさん見て、声優の名前を覚えて、自分が一番聞きやすい声優の声を自分の好きな声ということにして、会話の種にしていました

続きが気になるのもあったけど、特に見たくもないものを見ていることもありました

それは全部話題集めでした

友達にすすめられるがままに、友達がその時その時にはまっていることに僕も染まらないといけなかった

それが3年になった時ついにできなくなって、それで捨てられました

結局自分の趣味の話を共有できる人が欲しかっただけで僕は用済みの人形になりました

 

もうそんな思いはしたくない

だから、今は結局話題集めしてません

その代わり人と話すことは無いです

でも昔より、自分というものがあるような気がしています

気がしてるだけかもしれないけど、まとまりはないけど、たしかに僕という自分ができてきているような気がします

 

 

気が付かないうちに僕は勝手にひとりになって寂しくなって死にたくなっているのかもしれない

それを人のせいにして自分の責任を逃れようとしてるのかもしれない

最低でクズだからそうなのかもしれない

でも馬鹿だからわからない

 

気づかないうちに僕自身が僕をなかったことにしようとする

こんな出来損ないは存在しない、と

必死に隠そうとする

それに疲れてできなくなったとき、失望される

 

どうしてそんな考え方しかできないの?って

今までずっとこうやって生きてきたからですよ

 

子供の頃思い描いていたほど、この世界は綺麗じゃなかった

ただそれだけです

 

 

勝手に僕が生きづらさを感じて部屋の隅で泣いてるだけ

勝手に自分を犠牲にしてるだけ

勝手に人のせいにしてるだけ

勝手に思い込んでるだけ

勝手に逃げたがってるだけ

全部僕が悪い

 

無力感や虚無感、倦怠感に包まれて、前を向く力を奪われる

楽しい感情の代わりに妬ましさや羨ましさが増していく

僕の心が死ぬどころか生き生きしている

汚い感情に呑まれて、そこに生きる歓びを見出し始めている

そのうち本格的に人の不幸を願うようになって、どんどん汚れていく

 

 

そうなる前に無関心になりたい

全部一回綺麗にしたい

他人は他人って思えるようになりたい

 

とにかく悲しい

どうしていいかわからない

自信が無い

歩けない

前を向けない

人の目が見れない

逃げたい

今すぐ逃げ出して殻にこもりたい