ホルムアルデヒド

僕のこころ

自分というものが無いから作ろうとする

そうすればするほど中身が空っぽになっていく

優しくて物分りがいい、都合のいい人間になろうとすればするほど僕は壊れるし生きてる理由が分からなくなっていく

今まで自分でなにか決めたことがほとんど無い

だから自分がどうしたいかもわからない

 

嫌なのに嫌って言えない

自分が必要とされてる、今自分がはいって言わなかったら他の誰かに「僕」という枠が取られてしまう

そう思ってしまうから嫌でもはいって反射的に言ってしまう

熱が出てしんどくてもバイト先に休ませて欲しいって電話が出来ない

自分が休むことでどれだけの迷惑がかかるか考えただけで死なないといけない気がする

 

必要とされない僕が生まれるのが怖い

本当に何の価値もなくなってしまって、何にも使い物にならなくなってしまうのがとてつもなく怖い

それなのに僕はどんどん何も出来なくなっていく

自立から遠のいていく

苦しくても頑張れるもの=自分

自分を犠牲にして他人に尽くせる=自分

自分より他人=僕

欲しい答えを探せる=僕

 

こんな式が頭の中にある

だってこんなクズに自分を大切にすることが許されるなんてそんなことあるわけが無い

間違いだらけの自分なんかより人の言うこと聞いてた方が正解に近いかもしれない

 

もし僕がちゃんと自分が好きで守れる人間だったらTwitterやってない

むやみに人と関わろうとしなかったと思う

結局寂しくて悲しくて本音が言える場所が欲しくてありのままを誰かに認めて欲しくて、それで始めた

ネットって言いたい放題じゃないですか

だから傷つくことも多い

関係はプツプツ切れるし悲しいことも言われたしありもしないことをさも真実かのように晒されたこともある

それでも僕はネットをやめなかった

結局それも僕が生きている上での罰なんだと思っていた

自分の守り方を知らないからこのまま傷ついててもいいって思ってた

傷ついた分だけ誰かに優しくしてもらえる気がした

でも実際はネットでも現実でも傷ついたら傷つきっぱなしで、手当してもすぐに傷口が開いてズキズキした

 

高校に入って、僕はやっと気づくことになる

誰も僕の心を守ってくれないこと

僕は僕が嫌いだし、他人は助けてくれない

誰も助けてくれなかった

助けてとも言えなかった

気分次第で捨てられて孤独を味わい、毎日めまいがした

おまけに部活のペアでもあったから尚更辛かった

僕は勝ちたいのにあの子はやる気がなくて、噛み合わなかった

僕がミスするとあの子はどんどん機嫌が悪くなる

僕のせいで空気が重たくなる

僕がそうやって沈んでいると自然と僕が被害者のようになる

後味が悪かった

元はと言えば僕がミスしたのが悪いのに、さも僕が被害者であの子が悪いみたいな

誰に相談しても助けてはくれなかった

 

気がつくとボロボロで全身ズキズキしてどうしようもなくて、生きてても死んでも同じだと思った

その時やっと気づいた

自分で自分を守らない、自分で自分を攻撃する、他人は僕を守ってくれない、他人は僕を傷つける

僕は一生何かにつけて傷を負うことになる

 

自分で自分を守れないのはおかしな事だと思うけど、本当にそれが出来ない

できてたら僕は今バイトしてない

自分が大事なら学校にも行ってない

 

思ってもないことばかり口に出して「あなたいい子ね」なんて言われてもなんとも感じない

本心で話してないから何言われてもなんとも思わないのかもしれない

 

 

毎日毎日激しい自己嫌悪に苛まれて、頭が疲れる

何もしてなくても自分は勝手に傷ついていく

ついでに言うと、それを治す方法も知らない

だからどんどん塞がらない傷は増えて広がっていく

傷口をえぐられて塩を擦り込まれる

 

僕が僕を虐める

 

嫌なのに「はい」って言って、「はい」って言った僕にも腹が立つのに、最初に「嫌」って思った私にものすごく腹が立って、お前甘すぎるんじゃないかとか、クズの分際で何拒否しようとしてるんだ、とかそんなことばかり言ってしまう

縛って縛って息の根を止めようとする

僕は私で、私は僕なのに殺そうとする

それこそ私が死んだら僕はただの人形になると知っているのに半殺しにするのを止められない

 

自分の形が定まらない

自分がどうあるべきか分からない

誰かに決めてほしい

誰かの望む僕でありたい

誰かに僕を作って欲しい

 

 

僕は間違ってますか

わかりません

何もわかりません

普通がどんなか知りません

依存しすぎですか

誰かに頼らないと、呼吸も上手くできないのはやっぱりおかしいですか

 

今日も縄が絞まる

息が詰まる

泣いている私がいる

僕は優越感に浸る

そして気づくと僕の首も縄で絞まっている

自分で僕の首を絞めている

泣いている僕がいる

ざまあみろと泣く私がいる

首が絞まる