ホルムアルデヒド

僕のこころ

頭に箱を被って、僕に擦り寄ってくるの

鼻のあたりだけ湿ってるのを感じる

自分の物にするように頭を擦り付けてくるの

かぶってたらせっかくの顔が台無しだから

取ろうと思ったけど、取ってはいけない気がしてそのままにしてた

繰り返してるうちに箱に血が滲んできて

何かおかしいと思って箱をとった

そしたら口が抉れたあの子がいて

その口にはティッシュが噛ませてあった

何故か僕はそのティッシュを剥がした

あの子は閉まらない口をそのままにして部屋の中を歩き回ってた

 

体調どう?なんて聞けるわけない

ただの夢かもしれないし、ちゃんと伝えてねって言ったからそれかもしれない

妙に生々しくてこの前見た時みたいに1回も鳴かなかった

呼吸も荒くて歩くのもしんどそうで

でも寂しくはないと

あの子を待ってる君がいるから

でも僕は寂しいって

そんなの仕方ない私は眠いって

 

どうかなあ

きっと冬まで持たない

いつ終わってもしょうがない

元気になった、はあてにならない

体が元気そうに見えても心臓は弱り続けてるから

もう少しだけここにいて欲しいってそんなのは僕の勝手だけど

それでも時間が惜しい

時間は命、命は時間

 

どうか、僕のためにもう少しだけ時間を置いといてはもらえませんか